第一次世界大戦末期に、アメリカのホルト・トラクター社(現キャタピラー社)が開発した戦車です。
塹壕を超えるために車体を大きくすると重量が増し、機動性が落ちるため徹底的な軽量化を図っているのが特徴です。乗員とエンジンを収めた箱と左右の履帯を鋼管のフレームで支える構造のため、スケルトンタンクと呼ばれています。
このコンセプト通り重量はほぼ同サイズのイギリス軍戦車Mk.Iの約28tに対し7.26tと約1/4まで軽量化することに成功しましたが、戦車としての発展性に乏しいという理由で不採用となりました。
試作されたスケルトンタンクは現在もアメリカのメリーランド州アバディーンにあるアメリカ陸軍兵器博物館に展示されています。
※本製品は組立式のキットとなっております。組み立て方法については組立説明図を参照してください。