3D CGコース
Metasequoia4
ポリゴンとサブディビジョンで実用的な植木鉢型スマホスタンドを作ろう!
Metasequoia4では、ポリゴンとよばれる四角形や三角形のパッチで3Dの形状を作っていきますが、今回はポリゴンで大まかな形を作り、そこからサブディビジョンと呼ばれる機能を使ってやわらかな形状にしたてていきます。作った形状はもちろん3Dプリンターでも出力可能ですので、この一連の流れを10のステップでご説明します。
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CHAPTER : 01
Metasequoiaの画面とメニューと基本操作
2:25
Metasequiaの画面の基本構成、メニュー類、移動、回転、拡大縮小など、モデリングをする上で最低限必要な操作方法を学びます。
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CHAPTER : 02
基本図形の作成と大きさの変更
3:07
植木鉢型スマホスタンドのベースの器部分を作成します。まずあらかじめ用意された基本形状(プリミティブとも呼ばれます)の作成を行います。その後に作成したポリゴンの面を操作して大きさの調整をなどを行います。
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CHAPTER : 03
面を押し出して器の形状を作成
2:50
押し出しコマンドを使用します。面の押し出しによってポリゴンを追加することによって、最初に作成した基本形状の形を編集していきます。
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CHAPTER : 04
頂点の編集とナイフの使用
2:45
ポリゴンを構成する頂点を動かして、器の形を変形します。また、ナイフと呼ばれるコマンドを使って面を切断することでポリゴンの数を増やしてみます。
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CHAPTER : 05
曲面制御機能を使って細分割曲面を作成
2:10
細分割曲面(サブディビジョンサーフェイス)を適用して、器を曲面化して丸みを帯びた形にします。その手法にはいくつかありますが、ここではOpenSubDiv(オープンサブディビジョン)と呼ばれる手法を使います。
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CHAPTER : 06
ねじれコマンドで器形状を編集
3:33
でき上がった器の形に対して「ねじれ」コマンドを適用して、器全体の形にねじれををいれます。また、曲面化によって丸まってしまったかどを、ナイフを使ってエッジ部分をより鋭くしてみます。
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CHAPTER : 07
押し出しコマンドの応用と幹の作成
2:49
押し出しにおける「ベベル」というオプションの使い方を学び、元のポリゴンを縮小してみます。その他、通常の押し出しコマンドのオプションで、スマホを乗せる台を取り付ける幹や底の面にリング状の脚を作成します。
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CHAPTER : 08
ナイフと曲げコマンドで幹の形の編集
2:06
ナイフコマンドで幹の棒のポリゴンを分割しポリゴンの数を増やします。その幹となるポリゴンに対して「曲げ」コマンドで真っ直ぐな幹をまがった形にしてみます。
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CHAPTER : 09
スマホを置く台の作成と位置合わせ
3:12
スマホを置く台を新しく別のオブジェクトで作成し、幹の先端に位置を合わせ、スマホを置くことができるように角度を調整します。
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CHAPTER : 10
3Dプリンターへの出力
3:21
「文字列」コマンドを使って任意の文字のオブジェクトを作成します。この文字のオブジェクトをスマホを置く台の上に配置して位置や角度を合わせます。次に器、台、文字列を「ブーリアン」と呼ばれるコマンドで一つに合成してモデリングを終了します。最後にSTLファイルを出力して、DMM.makeにアップロードして注文します。