KNR Nゲージ5820形「かもしか号」先頭車 パンタ台有り車
です。
5820形は、元伊勢電気鉄道モハニ231形として1930(昭和5)年12月に日本車両で製造。
特急「かみぢ号」「はつひ号」に運用されました。
1941(昭和16)年、関西急行鉄道との合併によりモニ6231形となり急行・準急・普通など名古屋線で幅広く活躍。
1960(昭和35)年、南大阪線に転属。2月から阿部野橋~吉野間に快速「かもしか号」として1日1往復運転。
翌年9月21日のダイヤ改正から料金不要の特急となり2往復に増設され、同区間を1時間19分で結びました。
しかし、1965(昭和40)年3月18日南大阪線に高性能の新鋭16000系の有料特急が登場。
改造旧型車でスピードも遅い5821形は予備的存在となり、初詣特急や季節特急「みどり号」「建国号」、あるいは臨時急行などに活躍。
やがて定期急行や普通にも使用されるようになり、1970(昭和45)年11月29日の「さよならかもしか号」の運転を最後に南大阪線を引退しました。
南大阪線をあとに再び養老線(現養老鉄道)に帰り咲いた5821形は、一時特急色のまま活躍しましたが普通色に塗り替えられました。
しかし、老朽化によって1980(昭和55)年1月には5823・5824がまず廃車、残った5821・5822も、1983(昭和58)年3月にそれぞれ廃車され、その生涯を閉じました。
模型の車体長 111.283mm
車体幅 17.933mm
車体高 20.196mm
車体厚 1.0mm
となります。
パンタ台なし車は、
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KNR Nゲージ5820形「かもしか号」先頭車 パンタ台なし車
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