三池炭鉱専用鉄道の車両をシリーズで模型化したキットです。
九州の福岡・熊本県に跨って走っていた三池炭鉱専用鉄道の1号機関車は明治の末頃にドイツから輸入され、その後日本で増備されたものの原型となったようです。ドイツ生まれで九州育ちの凸型電気機関車と石炭車を9ミリゲージのレールを走らせられるようデフォルメをしています。
本キットは石炭車2両を製品化しています。別途にNゲージ用5.6φの車輪を4ケをご用意ください。
ギミックとして、底部の蓋が開閉できます。また、ブレーキ用丸ハンドルを付けましたので好みで取り付けてください。
組み立てはプラモデル感覚で瞬間接着剤等を使用し塗装は水性のアクリルガッシュ(画材店などで入手可能)がお薦めです。
樹脂は”PA11 ナチュラル(MJF)”という樹脂でアクリルよりは再現性の精細さには欠けますが取り扱いの際の堅牢さに勝ります。
写真ではざらつきが気になるかと思いますが、手に取ってみるとそれほど気にならないとは思っています。
なお、写真の見本は下塗りなしで水性塗料を数回筆塗りし、積層痕の処理は未処理の状態です。
モデルはサイズはほぼ1/80のデフォルメモデルです。
*組立説明書は以下をご覧下さい。なお、組立説明書は商品に添付されません。以下よりプリントアウトをお願い致します。
https://mameusagi.blog.ss-blog.jp/2023-05-20-1