南満州鉄道の二三等車であるロハ3型客車の1/160キットです。
実車はハ3とロ3を中央で分割接着したような二三等車として1933年に登場、その後普通列車用に数多くの列車に連結されました。
満鉄では車体長と定員が同じならば仕様が異なっても同一形式という考えであったので、この形式には様々な種類のものが存在しました。
この模型のモデルは鋼製車体に一重丸屋根、幅広昇降台、窓幅670mmですので1933~1940年製造車になります。一定数製造されたこの形式は1945年の中国解放、満鉄解散後も多くが生き残り中国においては1980年代まで使用された様です。
模型はGMエコノミーキットに準じた作りの板キットになっているので付属のベンチレーター取付用に⌀1.2のピンバイス、GMの床板、窓セル、台車(TR11)を別途ご用意ください。