PENTAX auto110用交換レンズをQマウントに変換するアダプターです。
市販の顕微鏡用アイリスを格納することで絞り操作が可能です。
添付写真を参考に組立ててください。

・必要なもの
M2ねじ: 長さ5mm ... 8本　長さ6mm ... 1本
M2ナット ... 9個
アイリス(外径19.8mm、厚さ5mm、最大開口12mm、作動角90度) ... 1個

・工具類
プラスドライバー、ニッパー、カッター、ピンセット

・使用方法
０．造型時に残留したナイロン粉末を清掃します。
１．Qマウント・110マウント・本体のランナーを切り離し、バリを除去します。
２．アイリス固定部品にアイリスを取付け、M2ナットとM2ねじで3箇所固定します。
　　調整用ねじのみ長さ6mmのものを使用します。(写真5枚目参照)
　　絞りがレンズ側となるよう、絞り光軸が中心となるよう調整します。
３．本体を裏返し、絞り操作用レバーを収めます。
　　Qマウント部品固定用のM2ナットを3箇所に配置します。
４．アイリス固定部品を本体に納めます。
　　絞り操作用レバーの空隙にアイリスのレバーが収まるようにします。
　　M2ナットが脱落しないように気を付けてください。
５．絞り操作部が上になるようにQマウント部品を取付け、M2ねじで固定します。
６．アダプター本体を裏返し、空隙にレンズロック用レバーを配置します。
　　110マウント部品固定用のM2ナットを3箇所に配置します。
７．110マウント部品を取付け、M2ねじで固定します。
８．絞り操作・レンズの取付け・カメラへの取付けを確認してください。

・FAQ
取付けが困難、無限遠が出ない：造型誤差のため、削る等対処してください。
素材について：強度・バネ性確保のためPA12のみ

＊注意事項＊
通常使用には十分な強度と思いますが、破損しないことを保証するものではありません。
自己責任での使用の元、本部品に過度な負荷が掛からないようお気を付けください。
繰り返しの使用により削れ、ナイロン粉末が生じるおそれがあります。
センサー等、カメラ内部の精密箇所へ入らないよう十分お気を付けください。
製作者は本部品を使用する上で生じたいかなる損害も責任を負わないものとします。