十二時辰（12Jishin）

古の刻に思いを馳せて・・・。

２４時間表示の時計の文字盤です。
（写真はナイロン（ポリアミド）で形成したものです）

ムーブメント（２４時間用）と時針は別途ご用意ください。
（写真は誠時のSP-240とSH-39BKを使用しています）
全体のサイズは150mm×150mm×5mmで、中心の穴の直径は10mmです。
ナットを取り付ける中心部分の厚さは4mmです。



昔は、真夜中の０時を『子の正刻』とし、正刻を中心とした２３時～１時の２時間帯が『子の刻』で、その後２時間毎に『丑の刻』、『丑の刻』と十二支が割り振られていました。
また、この一刻（２時間帯）をさらに４等分した小半刻（３０分帯）を『一ツ時・二ツ時・三ツ時・四ツ時』と呼んでいました。

例えば『丑の刻』なら、
　０時００分～１時３０分・・・『丑一ツ時』
　１時３０分～２時００分・・・『丑二ツ時』
　２時００分～２時３０分・・・『丑三ツ時』
　２時３０分～３時００分・・・『丑四ツ時』
と呼びます。

この時計盤には、外側に０時から２３時までの１５分毎のメモリと、内側に子の刻から亥の刻までの刻印と小半刻をサイコロの目で表しています。

余談ですが、１日のちょうど半分である１２時は、十二時辰では『午の刻』です。
１日の前半『午の刻』の前の時間帯のことを『午前』、１日の後半『午の刻』の後の時間帯のことを『午後』呼ばれるのはここから来ているのです。



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