ESDレジン|HPS|Lumia X1
Lumia X1で出力されたLoctite® 3D IND3380は、帯電防止特性と共に、190℃のHDT(0.455MPa)を有する高温耐性と耐薬品性を兼ね備えています。この材料とLumia X1のHPS造形方式を組み合わせることで、鮮明なエッジ、高い精度、非常に平坦な表面を持つ部品を製造可能にすることが期待されています。 これらの帯電防止特性と滑らかな表面仕上げ、優れた耐薬品性を組み合わせることで、電気コネクター、電子機器製造用の治具、固定具、自動車における精密部品の用途に適しています。 DMM.makeでは通常、サポート付きでお届けいたしますが、「除去有」オプションを選択することで、サポートを除去してお届けいたします。 *帯電防止特性とは、帯電した物質の静電気放電(ESD)を回避する目的で、静電気放電(ESD)対策として用いられる特性です。 *電気特性は以下の通りです。 表面抵抗値(DIN EN61340-2-3): 10^4 – 10^11Ω 体積抵抗値(DIN EN61340-2-3):4 ·10^6 – 24 ·10^6 Ω·cm 耐薬品性もこの素材の特徴で、メーカーの試験結果にて、以下の薬品への耐性結果がございます。 -純水 -IPA(イソプロピルアルコール) -アセトン -塩酸 -水酸化ナトリウム -次亜塩素酸ナトリウム -エンジンオイル
1cm3あたり450円〜
データシートをダウンロード- 得意なジャンル
- 原理試作機能試作工業製品治具ガジェット
- 特徴
- 樹脂耐熱性高機能静電気拡散特性
- カラー
- 質感
- なめらか
- 中空構造
- 不可
- 仕上げオプション
- 未処理、サポート除去
- 造形方式
- HPS(光造形)
- 最大造形サイズ
- 縦249×横140×奥行490(mm)
- 発送目安
- 2〜8日※発送目安は注文日を1日目として起算します。
再現性
積層ピッチは100μmで造形します。すべてのモデルにおいて熱硬化後のお届けとなります。 モデルにより異なりますが、最大公差の目安はX 方向 ±300 μm、Y 方向±200μmです。 最大造形サイズに対して、比較的小さいモデルの方が精度が出やすく、最大造形サイズに近づくほど公差が出やすい傾向にあります。 再現性はLumia X1素材の中でも高い素材ですが、ESD素材の特徴として以下の点が苦手なポイントとして挙げられます。 ・衝撃や曲げに弱い 靭性を求められるパーツや、耐衝撃性が必要なパーツには向いておりません。 ・スジ状のテクスチャが入る可能性 本素材は造形精度が高い為に、造形機のレンズや膜の微細な傷やホコリなどに由来するスジ状のテクスチャが造形表面に顕著に出てしまいます。本来であれば目立たないものですが、造形面に対して水平になる部分に関しては、特に目立ってしまいますこと、ご了承ください。 ・傾きが 30 度を下回る箇所の積層段差 極力回避するように造形方向の検討を行いますが、形状によってはモデルの一部に積層が目立つ場合がございます。 最新の3D プリント技術であるHPS造形方式で造形します。 DLPでは実現できなかった滑らかさを独自のハイブリッド技術により、表面をSLAで仕上げることができます。 DLPと比較して、円形状のモデルを得意としております。DLPですとがたつきやすい円形状でも美しい円形を表現することが可能です。
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