これはDunlopのストラップロックを取り付けられる革ブラケットを作成するための部品(2個)です。ビンテージギターなどストラップピンを交換したくないギターで、ロックピンのついたストラップを使用できるようになります。左側はタフレジン|SLA(旧Resin_T1)でプリントし、ラッカースプレーで黒色に塗装したものです。右側は試作品(形状が若干異なる)でクリアレジン|SLA(旧Resin_C1)でプリントしたものです。
サブ画像1は本品を試作した際の使用状態の図です。本品を取り付けた革ブラケットをギターに取付けます。ダダリオのストラップロックなどを用いると革ブラケットの脱落を防止できます。革ブラケットには本品が縫い付けてあり、本品の穴にDunlopのストラップロックを接続して使用します。ストラップロックの取り付け穴を斜めにすることで、使用時にストラップができるだけまっすぐになるようにしています。
サブ画像2は革ブラケットの図面です。本品を縫い付けて革ブラケットを作成します。本品を取り付ける穴の直径は15mmです。ギターの通常のストラップピンに取り付ける穴の直径は7~8mmぐらいです。左側は1枚の革に穴をあけ縫い付けるだけの革ブラケットです。右側は2枚の革で本品を挟み込んで外周を縫い付けます。レザークラフト用の菱目うち(4mm)が使用できるように穴の間隔を4mmとしています。本品は首の部分の隙間を2mmとしていますので、革が厚い場合は穴の周りを漉くなどして対処ください。
サブ画像3の左は本品を仮縫いしたものです。右はシャーラー用の試作品ですが、Resin_C1では縫い付けた部分が割れてしまいました。丈夫な素材であるPA12(ナイロン)をお勧めしますが、安価なタフレジン|SLAでも実用になるかと思います。チタンも選択可能としていますが、プリントしていないので、実用性はわかりません。
サブ画像4は本品に至るまでの試作品の数々です。
Dunlopのストラップロックを接続する穴はプリントの精度を考慮し、若干小さ目にしています。挿入時にかたい場合は、ヤスリで削って穴径を調整してください。
なお、本品利用によるいかなる損害について保証はできませんので、自己責任にてご利用ください。
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