「3Dプリントサービスを活用したいが、メリット・デメリットがわからない」
「3Dプリンターで新しい素材を試したいが、産業用プリンターを導入する余裕はない」
そのようなお悩みをお持ちではないでしょうか?
3Dプリントサービスなら品質を高め、コストを抑えながら素材を多く使えるなど、業務の柔軟性を高められます。
この記事では、3Dプリンター導入による内製と外注の判断軸やメリット・デメリット、活用方法をお伝えします。
3Dプリントサービスを活用して、開発力を高めてみませんか?
内製と外注を決める2つの判断軸
「自社に必要な機能や能力か?」と「より付加価値を出せるのはどちらか?」
内製するか外注するかの判断は、「自社に必要な機能や能力か?」と「より付加価値を出せるのはどちらか?」の2軸で考えるといいでしょう。自社に必要な機能や能力ではなく、外部の方が価値を出せるのであれば「外注」にすべきでしょう。
企業が求める「付加価値」は4つ
企業がオペレーションに求める「付加価値」は、品質・コスト・納期・柔軟性の4つに集約されます。企業における「付加価値」は複数の人間が利益を上げるために「合理的」に判断するからです。品質・コスト・納期・柔軟性の4つは数字で測定できるので、KPIの指標としても役立ちます。
・品質(Quality):戦略から求められるアウトプットに適合する、正確な品質を維持できる力のこと。品質は高ければ高いほどいい、というものではない。
・コスト(Cost):効率最大化によるローコスト化。
・納期(Delivery):プロセスの無駄を省くことによる短納期化。
・柔軟性(Flexibility):環境変化に応じて柔軟に対応できること。
3Dプリントの内製と外注のメリット・デメリット
3Dプリントにおける内製と外注のメリットとデメリットを紹介し、どのように活用したらいいかを説明します。
メリット | デメリット | |
内製 | 納期の早さ | 品質の低さ コストの高さ 柔軟性(使える素材の少なさ) |
外注 | 品質の高さ コストの低さ 柔軟性(使える素材の多さ) |
納期の遅さ |
内製のメリット・デメリット
メリット「納期の早さ」
3Dプリンターを自社で持つ最大のメリットは、納期の早さです。自社に3Dプリンターがあれば配送時間が不要になるので、納期は3Dプリントサービスへの外注より早いと言えるでしょう。
デメリット1「品質の低さ」
湿度や温度など環境に合わせて機械を調整する、データの内容を理解して造形を配置するなど、細かい調整を行う必要があるため、専門的知識がないと品質が低くなります。
デメリット2「コストの高さ」
3Dプリンターを自社で持ったとしても、造形する需要が十分にないと機械を稼働できません。せっかく導入しても機械の減価償却費や保守修繕費、地代家賃、3Dプリントの知識がある社員の人件費などのコストがかかります。
デメリット3「柔軟性(使える素材の少なさ)」
3Dプリンターを会社で持っていても、使える素材は限られます。産業用プリンターだと素材を変更する際のメンテナンスだけでも大変です。
外注のメリット・デメリット
メリット1「品質の高さ」
DMM.makeには専門の造形メンバーがおり、湿度や温度など環境に合わせて機械を調整する、データの内容を理解して造形を配置するなど、細かい調整を行うことで品質を一定に保っています。
造形メンバーの記事はこちら
メリット2「コストの低さ」
3Dプリンターを自社で持ったとしても、造形する需要が十分にないと機械を稼働できません。せっかく導入しても機械の減価償却費や保守修繕費、地代家賃、3Dプリントの知識がある社員の人件費などがかかる一方になります。外注であれば、機械などの費用を負担することなく、スポットで手軽に頼めるため、コストを低く抑えられるでしょう。
DMM.makeは利用ユーザー数が国内最大規模で、これまで約17万人が利用しています。造形の需要が多く機械をフル稼働が可能なため、他の3Dプリントサービス会社よりも価格を安く抑えられています。
メリット3「柔軟性(使える素材の多さ)」
3Dプリンターを会社で持っていても、使える素材は限られます。産業用プリンターだと素材を変更する際のメンテナンスだけでも大変です。外注であれば、金属なども素材の選択肢に加わり、バリエーションが豊かになります。DMM.makeでは25種類以上の素材を取り扱っており、頼みたいときに頼みたい素材を、頼みたい分だけ注文することが可能です。
デメリット「納期の遅さ」
配送時間がかかるため内製に比べて納期は遅くなります。
内製と外注とではメリット・デメリットが逆転しています。
3Dプリントの外注費用はどう決まる?安く依頼するポイントも紹介
3Dプリントの外注費用は、3Dプリントの形状や大きさ、使用する材料や手法などによって異なります。費用を抑える方法としては、強度や硬度に配慮しながらできるだけ安い素材を使ったり、発注するデータのデザインを工夫するといったことなどが挙げられます。基本的にプリントする部分が増えるほど費用は高くなるので、デザインする際に表面を網状にしたり、内部を空洞にして外から見えない形状にして塞ぐといった方法で、モデルの体積を減らすといったアイデアも有効です。
複数のパーツを3Dプリントする場合は、複数の「シェル」を同時に保存して、できるだけ1つのデータに詰めてプリントした方がお得になります。DMM.makeでは1ファイル100シェルまで可能です。発注前に見積もりを自動計算して、検討することも有効です。
安く依頼するためには、自分の持っている3Dプリンターが出来る範囲で強度などを試すといったことから始めても良いでしょう。
3Dプリントは内製と外注との使い分けがおすすめ
「形を確認するだけなら自社にあるコンパクトな3Dプリンターを使う一方、精度や靭性などを確認する評価試作や最終製品の造形には、DMM.makeなどの産業用3Dプリンターを活用しています」
「大型の造形は外注先にお任せしています」
といったお客様の声をいただきます。
3Dプリントを内製するメリットは、納期の早さにありました。3Dプリントサービスへの外注がオススメなのは、産業用プリンターを購入するほどの需要量が見込めないのでスポットで手軽に頼みたい方です。サポート材の除去や残材料などの処理といったメンテナンスが大変で自社で持ちたくない場合もオススメです。
内製と外注を使い分けることで、早さ・品質・コスト・使える素材の多さというそれぞれのメリットを享受できます。
3Dプリントサービスの依頼なら大手と取引実績のあるDMM.make 3Dプリントサービス
DMM.make 3Dプリントサービスは、3Dプリンター元年と言われた2013年から受託造形サービスを開始しました。現在までにプライム上場企業を含め1,000社以上のお客様と取引実績があります。
事例紹介
【サービス紹介】
素材は金属・非金属の両方を選べる
DMM.makeは業界最大級の25種類以上の素材を取り扱っています。金属・非金属の両方を選べるため、さまざまな試作の種類に対応できます。
法人向け簡易見積りサービス
DMM会員登録不要で使用でき、3DモデルデータをWebにアップロードするだけで誰でも簡単に見積りが可能です。
請求書払いも可能
法人のお客様は請求書払いが可能です。さまざまな業種・業態の企業様にご利用いただいております。支払業務が月に1回で済むため効率的です。
お急ぎの時は「即納サービス」がオススメ
通常よりも早くお手元にお届けするサービスです。最短5日にて対応可能です。
便利なサービス一覧
お客様がアップロードした3Dデータは技術スタッフが確認し、確実に造形できるデータに修正するサービスや、造形方向の細かなチューニングが行えるオプションもご用意しております。
個別見積りや納期調整など専任スタッフが直接お応え
専任のサポートスタッフがお客様の要望に直接応え、個別見積りや納期調整を行いますので、安心してご依頼いただけます。
まとめ
この記事のまとめです。
1、内製と外注を決める判断軸は「自社に必要な機能や能力か?」と「より付加価値を出せるのはどちらか?」
企業か求める付加価値は品質の高さ、コストの低さ、納期の早さ、柔軟性です。
2、3Dプリントの内製と外注のメリット・デメリット
内製のメリットは納期の早さ、デメリットは品質、コスト、柔軟性(使える素材の多さ)
外注のメリットは品質、コスト、柔軟性(使える素材の多さ)、デメリットは納期の遅さ
内製と外注とではメリット・デメリットが逆転しています。
3、3Dプリントは内製と外注との使い分けがオススメ
3Dプリントを内製するメリットは、納期の早さ。
産業用3Dプリンターを購入せずスポットで手軽に頼みたい方や、サポート材の除去や残材料などの処理といったメンテナンスが大変で自社で持ちたくない場合は、3Dプリントサービスへの外注がオススメです。
4、3Dプリントサービスを依頼委託するなら大手と取引実績のあるDMM.make 3Dプリントサービス
DMM.makeなら素材は金属・非金属の両方を選択可能。
お急ぎの場合、「即納サービス」などのオプションサービスも豊富。
専任のサポートスタッフがお客様の要望に直接応え、個別見積りや納期調整を行いますので、安心してご依頼ください。
3Dプリントの内製と外注における判断軸やメリット・デメリットをお伝えしてきました。
3Dプリントサービスをうまく活用することによって、品質・コスト・納期・柔軟性を改善して、開発力を高めてみませんか?