【高い透明度!】DMM.make 3Dプリント素材紹介「クリアアクリル|MJT|J750」編

DMM.make 3Dプリントで扱える素材を紹介する本シリーズ。今回のテーマは「クリアアクリル」です。造形サンプルを見ながら、クリアアクリルの特徴やオススメ用途などを解説していきます。

 クリアアクリル基本スペック

クリアアクリルは半透明のアクリル樹脂素材に比べ、透明感のある素材。造形方法はポリジェット方式のため、滑らかな表面となります。造形物を磨くことによって、透明度が増すことも特徴です。DMM.makeでは「クリアアクリル|MJT|J750」という名称を用いています。また、2023年8月3日より、クリアアクリルがPMMA級のウルトラクリアにリニューアルしました。

PMMAとの比較は以下の数値を参考にしてください。
透明度(6mm厚):PMMA 91%、VeroUltraClear 86%
黄色度指数(6mm厚):PMMA 0.6、VeroUltraClear 1.2

 

得意なジャンルフィギュア、アクセサリー
カラー透明
価格帯目安やや高い
質感なめらか
中空構造可。ただし、サポート材料を抜くため直径5mm以上の穴が必要です。また、穴が開いていてもモデルの構造上、中空内にサポート材料が残る場合があることを予めご了承下さい。
造形可能な最大サイズ縦490mm×横390mm×奥行200mm
発送目安8~15日 (即納サービスご利用の場合:2~3日)

クリアアクリルは他のアクリル樹脂に比べ、表面がややウェットな滑らかな質感の仕上がりになります。DMM.makeでは研磨無しでお届けしますので、透明度が高い仕上がりをご希望の場合は、お客様ご自身での研磨が必要となります。

研磨をすることで透明度が高い仕上がりにすることが可能で、ガラス製品や透明パーツの試作、内部機構を可視化したいプロダクトの筐体に適しています。

【動画解説】3Dプリンターのアクリル素材をさらに透明にする研磨方法

 

形状先端は最小幅で1mm程度まで再現可能。細長い形状や薄くて平らな形状は反る場合があります。熱に弱い樹脂のため、高温状態にさらすと、劣化や変形する場合があります。


その他の細かな条件はデザインガイドラインを参照してください。

 

サンプルチェック

クリアアクリルの造形サンプルを見てみましょう。正面から眺めると、向こう側がぼやけて見えるような透明度になっています。角度によっては、3Dプリントの積層痕が目立つような見え方にもなります。

 

 

活用事例

自作のアイテムの中にクリアアリルを活用いただいています。

【お客様事例紹介】森りょういち様

おすすめの用途

クリアアクリルは透明度が高い素材のため、光と組み合わせたフィギュアやアクセサリーとの相性が良いでしょう。磨き加工をすれば、中身が見えるアイテムや模型への応用も可能です。

ぜひみなさんも、クリアアクリルの特性をいかしたものづくりに挑戦してみてください!

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