DMM.make 3Dプリントで扱える素材を紹介する本シリーズ。今回のテーマは「フルカラーレジン」です。造形サンプルを見ながら、フルカラーレジンの特徴やオススメ用途などを解説していきます。
フルカラーレジン基本スペック

「フルカラーレジン」はレジン素材での3Dプリントと、JIS規格色に準じた147色から選べる塗装が一体になったサービスとしてご利用いただけます。
得意なジャンル | 工業・商業用製品の試作、フィギュア、アクセサリー、インテリア等 |
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カラー | JIS規格色に準じる147色(JIS規格色との完全一致を保証するものではありません) |
価格帯目安 | 安い |
質感 | なめらか |
中空構造 | スプレー塗装が困難な中空形状は対応できません |
造形可能な最大サイズ | 縦780mm×横1680mm×奥行580mm |
発送目安 | 15~21日 |


3Dプリントのベースとなるレジンの素材は、「Resin A1」「A1 pro」「T1」「 ABS ライク」の4種類。
カラーはJIS規格色147色からお選び頂けます。
※ JIS規格色との完全一致を保証するものではありません。
※ 素材の特性上、直射日光や室内灯に長時間暴露すると変色をおこします。

その他の細かな条件はデザインガイドラインを参照してください。
サンプルチェック


フルカラーレジンの造形サンプルを見てみましょう。白色で4種類のベース素材を比べてみました。素材ごとに細かな形状の再現性に差があるので、自分の求める用途に合わせて選択してみましょう。
利用事例
すずめ模型さんに、フルカラーレジンを用いて鉄道模型を製作いただきました。「自分で塗装しないでここまで完成度が高いとは!」とコメントをいただいています。
おすすめの用途
「完成品として使いたいので、表面をなめらかに仕上げたい」
「見栄えのいい模型で、顧客とのプレゼンをスムーズに進めたい」
そんなお悩みをお持ちの方に勧めたいのがフルカラーレジンです。
塗装まで済んだ状態でお渡しするので、商談や展示会で使うアイテムとして活躍してくれるはず。
ぜひみなさんも、フルカラーレジンを活用してみてください!