【とっておきの一品に】DMM.make 3Dプリント素材紹介「ゴールド編」

3Dプリントで出力した金の指輪と金の十字架

DMM.make 3Dプリントで扱える素材を紹介する本シリーズ。今回のテーマは、優れた耐久性と美しさ、資産価値を誇る「ゴールド(金)」です。造形サンプルを見ながら、ゴールドの特徴やオススメ用途などを解説していきます。

ゴールド基本スペック

3Dプリンターで出力したゴールドの十字架

DMM.makeではK18ゴールド(18金)を扱っています。
Kは24分率の単位「カラット(Karat)」を表し、K18は75%の金が含まれていることを意味します。残り25%が銀と銅のイエローゴールドです。
このゴールドは純金よりも硬度が高く、耐久性・耐熱性に優れています。変色や劣化が起こりづらいため、長期間美しい状態を保てます。K18の合金は加工性にも優れており、装飾性の高いジュエリーとして使われます。
希少な金属で資産価値があるものとみなされており、K18ゴールドは贈り物や記念品としての素材にふさわしく、長い間大切にされます。

 

得意なジャンルアクセサリー、工芸品
カラーゴールド(イエローゴールド)
価格帯目安非常に高い
質感なめらか(鋳造品相当)
中空構造不可。中空構造のモデルは製造不可とさせていただきます。
造形可能な最大サイズ縦80mm×横80mm×奥行100mm
発送目安21~28日

ゴールドは、光造形方式で3Dプリントしたモデルを原型にして、ゴールドを鋳造します(ロストワックス法)。その後は普通のジュエリー製作と同様、バリ取りをし、磨いてお届けをいたします。

大きく突き出た浮き彫りや深すぎる彫り込み、t=0.3mm未満の小さな彫り込みは破損の可能性があります。その他、細かな条件はデザインガイドラインを参照してください。

「K18」と「18K」の違い

ゴールドは「18金」「K18」「18K」など様々な名称があるのを目にしたこともあるのではないでしょうか?DMM.makeでは「K18」を扱っており、すなわち日本国内で製造されていることを示しています。

「18K」証明の刻印をご希望される場合は「お問い合わせ」より注文番号を入力の上「お問い合わせ詳細」欄に“刻印希望”とご記載ください。

ゴールドの価値と価格

ゴールドの価値は変動しづらいと言われており、そのため安定した資産価値を誇ります。「有事の金」と呼ばれるように、世界情勢に混乱が生じると「金」の価値は上がります。過去10年で金の価値は右肩上がりで上昇しています。

2023年4月現在、DMM.makeではゴールド1㎥あたりの価格は独自の計算方式を適用している為295,156円と表記しておりますが、出力サイズによってお値段は下がります。
たとえばリング1点だと15万円程度が相場です。
ただし相場が大幅に変動した場合、ゴールドの価格が変更になり、DMM.makeにおいても値段が上がる可能性がありますのでご承知おきください。

サンプルチェック

3Dプリンターで出力したゴールドの十字架のズーム画像

こちらは縦25mm×横15.5mm×厚み最小0.45mmで造形されています。ディテールも精巧にプリントされています。

3Dプリンターで出力した金のリング。カット加工が施されている

9号サイズで出力したリングで、カット加工など細かい造形も表現されています。お名前や記念日の打刻もデータで自由にデザインできます。

ゴールドの代替は可能か?

「3Dプリントをしたいけれども、価格が高いためにゴールドに手が出せない」という方へ。DMM.makeでは3Dプリント素材を豊富に揃えており、「金の見た目・質感」を再現しながらゴールドより安価に3Dプリントを可能としています。

たとえば、真鍮(しんちゅう)が代替素材としてオススメできます。真鍮には「K24メッキ」「K18メッキ」「K14メッキ」のご用意があります。これらもロストワックス法にて製造いたします。

利用事例

DMM.make 3Dプリントで扱うゴールドはやはりアクセサリー、ジュエリーが人気です。

とっておきの一品に、価値あるゴールドでぜひ「世界に一つだけのアイテム」を3Dプリントしてみてください!

3Dプリントで出力した金の指輪と金の十字架
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