2023年2月1日から3日にかけて開催されたTCT Japan 2023。私たちDMM.make 3Dプリントサービスも、法人向けサービスをご紹介するために出展いたしました!この記事では、出展ブースの様子や会場の雰囲気をご紹介いたします。
TCT Japan 2023とは?
TCT Japan とは、株式会社JTBコミュニケーションデザインとRapid News Publications Ltd.が主催する、3Dプリンティングに関する製品・技術・サービスに関する展示会です。誰でも事前申し込みをすることで参加できます。
*TCT:Time Compression Technology(あらゆる産業における新製品・技術開発に向けた3Dプリンティング/AM技術の応用による、製造プロセスの加速化・最適化を図る技術)の略称。
引用元:https://www.tctjapan.jp/outline.html
*AM技術(Additive Manufacturing):3Dプリンティングなど、材料を一層ずつ重ねて物質を加えていくことによって、形状の複雑な部品やデバイスを直接製造する技術のこと。AM技術は、従来のサブトラクション型(材料を取り除く)の製造技術とは異なり、新しい形状や機能を持った部品を直接作り出せるため、多様な分野で採用されています。
法人向け!DMM.make 3Dプリントサービスのご紹介
私たちDMM.make 3DプリントサービスもTCT Japan 2023に出展し、法人向けサービスを紹介させていただきました。
DMM.make 3Dプリントサービスは、3Dプリンター元年と言われた2013年から受託サービスを開始し、現在までにプライム上場企業様を含め1000社を超えるお客様とお取引の実績があります。
事例紹介
DMM.make 3Dプリントサービスは25種類以上の素材が選べる、高品質・短納期な造形を実現する3Dプリント受託造形サービスです。ユーザーの方は3Dデータをアップロードして、利用したい素材を選ぶだけで、簡単に3Dプリント造形物を手に入れることができます。
この便利なサービスをより多くの企業様に知っていただくためにも、直接展示会で「見て、触れて、話して」知っていただく場を設け、多くの方に足を運んでいただきました。
ここでは、展示会で多くのコメントをいただいたサービスについて、それぞれの特徴をご紹介いたします。
NDA(秘密保持契約)を締結できる
法人のお客様とはNDA(秘密保持契約)を締結できます。
ご希望の方は、お問い合わせの詳細欄に「NDA(秘密保持契約)を締結したい」と明記の上、お問い合わせください。弊社からNDAの雛型を送付いたします。
請求書払いができる
法人のお客様は請求書払いが可能です。支払業務が月に1回で済むため効率的で、さまざまな業種・業態の法人のお客様にご利用いただいております。
大型造形ができる
ブースの中でも注目を集めていた、大きなミロのヴィーナス。約1300mmの高さで、エコノミーレジンで一体造形しています。
ブースにいらしたお客様からは「この大きさを一発で造形できるのはすごい」「継ぎ目がなくて、つるつるでなめらか」とお声をいただきました。
大型造形の詳細についてはこちら↓
ロットは1個から!量産・最終製品までできる
「ロットはいくつから?複数で注文しないとダメだよね?」「量産は無理だよね?」というご質問を複数のお客様からいただきました。
DMM.make 3Dプリントサービスは、ロット1個から注文可能です!最近では量産・最終製品にも力を入れており、1万個以内なら費用が金型より安くなることもありますので、ぜひご検討ください。
量産・最終製品の詳細についてはこちら↓
DMM.make 3Dプリントサービスの展示内容
ブースには3日間で合計3,000名を超えるお客様にお越しいただき、盛況の内に終了できました。お立ち寄りいただいた皆様、誠にありがとうございました。事業部メンバー総出でつくりあげたブース内の様子をお伝えします。
取り扱い素材25種類以上!サンプル品展示
各種素材サンプル品の展示と、素材の特性や使用用途を説明いたしました。
DMM.make 3Dプリントサービスは、国内トップクラスに多様な25種類以上の素材を取り扱っております。
色、硬さ、強度別でも造形しています。
写真の素材はリアルシリコンです。
ここでは展示会でも人気があった、5種類の素材をご紹介します。
とにかく安いレジン
光造形方式を用いた樹脂材料です。高精細な仕上がり面はそのままに、既存の光造形樹脂材料よりもお安くご利用いただけます。大型の造形にも対応しています。
お客様からは「仕上がりが滑らかできれい」「つなぎ目無しで大型造形ができるとは驚き。ぜひ使ってみたい」と高い評価をいただきました。
レジンの詳細についてはこちら↓
大定番のナイロン
耐熱性と靱性に優れ、実際に使用する部品としての強度をもった造形が可能です。スナップフィットやタッピングネジにも適合しています。複数のカラー(ホワイト・イエロー・オレンジ・レッド・ブルー・グリーン・ピンク・パープル・ブラック・蛍光)に対応しています。
お客様からは「複数のカラーが選べていい」「大型造形ができていいね」と好感をお持ちいただきました。
※こちらからご注文いただけます
ナイロンの詳細についてはこちら↓
量産や最終製品に使えるMJF
マルチジェットフュージョン方式(MJF)という新方式で用いられる素材です。製造物に異方性が出ないため、実用に耐える強度を出すことができます。DMM.make 3Dプリントサービスの量産では、もっとも使われている素材の一つです。
MJFの詳細についてはこちら↓
ブースにいらしたお客様からは「ロケットに使えるほど強度が高いとは知らなかった」「最終製品にも使えそう」という驚きのお声をいただきました。
金属部品ができるチタン
最終製品の金属部品としての強度をもった造形が可能です。造形物には、チタニウムに対する一般的な加工を施すことが可能です。
お客様からは「金属が3Dプリンターで造形できるとは知らなかった」「仕上がりがきれい」「思っていたより価格が安い」とご好評をいただきました。
チタンの詳細についてはこちら↓
ゴム製品でも自由形状ができるリアルシリコン
耐久性や耐熱性、生体適合性にも優れる素材です。±0.1mm程度という高い精度で、最終産業用品として扱えます。インビトロ細胞毒性試験(ISO 10993-5)、炎症及び皮膚感作性の試験(ISO 10993-10)の基準を満たしています。
実際にサンプルを触ったお客様からは「ゴム素材なのに細かい部品に使えそう」「本当にシリコンだ」「どこで造形しているのか?」という驚きのお声をいただきました。
リアルシリコンの詳細についてはこちら↓
60秒で完了!即時見積り体験
DMM.make 3Dプリントサービスでは、3Dモデルデータをアップロードするだけで即時に見積りがとれます。その時間はなんと、最短1分!
操作は自動見積りページで3Dモデルデータをアップロードした後、素材選定を行っていただくだけ。最短1分で、価格や発送目安などの見積りが算出されます。
※正式な見積書、発注は自動見積りページ内では完了しないのでご了承ください。正式なご発注の際は、サービスサイトトップからお問い合わせください。
ブースで即時見積もりを体験されたお客様からは「こんなに早いと思わなかった」「コストボリュームだけをサッと確認するときに使いたい」とご好評いただきました。
解析サービス体験
解析サービスは、独自のツールで複数部品の3Dデータをまるごと解析して、コストや工数等の観点から最適化できるパーツを洗い出し、造形出力までワンストップで提供するサービスです。
ユーザーは3Dデータを提出するだけで、3Dプリントで最適化できる部品を把握でき、造形までお任せできます。分析から提案、納品まで最短10営業日と、短い納期に対応することが可能です。
お客様からは「便利でいいね」「こういうのが欲しかった」という嬉しい感想をいただきました。
まとめ
今回の展示会は、お客様の生の声を聞ける大変貴重な経験となりました。ブースにお越しいただいた皆さま、ありがとうございました。今後もイベント出展を企画しておりますので、またの機会にお会いできるのを楽しみにしております!