「Stratasys J750™」でできる!フィギュアだけじゃないカラー3Dプリントのアイデア9選

Stratasys-J750と活用のアイデアをDMM.makeが教えます

DMM.make 3Dプリントサービスでも人気のプリンター「Stratasys J750™」にクローズアップします。
美しいフルカラー印刷ができるこちらのマシン、日々様々なご依頼を受けてきた加賀工場のメンバーがその使い道のアイデアを考案&オススメします!

Stratasys J750™とは?

3Dプリンター「Stratasys J750」
「Stratasys J750™」は世界有数の3DプリントメーカーStratasys社の産業用3Dプリンターです。
造形方式はインクジェット方式で、6種類の樹脂材料を一度に噴射。鮮やかなフルカラーの出力と「超高精細造形」が叶います。

3Dプリンターの価格は1台6000万円を超えますが、フィギュアやガジェットなどを作るのにも適しており、ぜひ多くの方々に気軽にこの美しさを味わってもらいたいと考えております!

それを実現するのがDMM.makeのサービス。たとえば手の平サイズのフィギュアであれば1万円程度で世界に一つだけの美しい彩色のフィギュアが手に入るのです。

もちろん法人の方々からの人気も根強くあります。

\「Stratasys J750™」があるからDMM.makeを選びました!/

参考:Introducing the New J750 From Stratasys

Stratasys J750™で出力できる素材

具体的なアイデアをご紹介する前に、「Stratasys J750™」で扱っている素材について簡単に説明します。

フルカラーマルチマテリアル

【発色の良いフルカラー!】DMM.make 3Dプリント素材紹介「フルカラーアクリル編」


フルカラーマルチマテリアルの良さはなんといっても発色の良さ。CMYKの組み合わせによるフルカラー印刷が可能で、1900 色以上の色が選べ、グラデーションも美しく出力できます。

高精度かつ高再現性を持つ、フルカラーアクリルです。 VeroUltra(オパックカラー)を使用した素材で、 旧来のマルチマテリアルよりも格段に色の再現性が向上しています。 磨きなどの後加工を行うことで、ツヤを出すこともできます。

出典:【発色の良いフルカラー!】DMM.make 3Dプリント素材紹介「フルカラーアクリル編」

クリアアクリル

【高い透明度!】DMM.make 3Dプリント素材紹介「クリアアクリル編」


クリアアクリルはその名の通り、透明感が特徴の素材です。「中をあえて見せたい」造形に向いています。またシアン(青)、マゼンタ(赤)、イエローの色味を付けることも可能です。

クリアアクリルは半透明のアクリル樹脂素材に比べ、透明感のある素材。造形方法はポリジェット方式のため、滑らかな表面となります。造形物を磨くことによって、より透明度が増すことも特徴です。

出典:【高い透明度!】DMM.make 3Dプリント素材紹介「クリアアクリル編」

ABSライク

ABSライクで作成したハサミとカラーバー
詳細記事を読む
標準的なABSプラスチックに近く、強度と剛性に優れた素材です。
ホワイト(乳白色)だけでなくレッド、ピンク、ブルー、パープル、ブラック、オレンジ、イエロー、グリーンなど鮮やかな発色のカラー素材も選択いただけます。

ゴムライク

【硬度が選べる!】DMM.make 3Dプリント素材紹介「Agilusゴム編」


ここまでの3種と異なり、力を入れるとぐにゃりと曲がるようなやわらかさも再現できるゴムライク。パッキンや工業製品のパーツとしても人気です。

細かい形状を必要とする幅広い用途に適した新たなゴムライク素材で、滑り止めが必要な表面などに利用可能です。

出典:【硬度が選べる!】DMM.make 3Dプリント素材紹介「Agilusゴム編」

それでは「Stratasys J750™」の魅力を知り尽くした加賀工場のメンバーが、活用アイデアをお伝えします。

やっぱりフィギュアやドールが人気!

カラフルなフィギュア
カラーの3Dプリントで造形したい物の上位に挙がるのが「ドール」「フィギュア」です。
自分で塗装する手間なく、鮮やかな色を楽しめます。

「市販されていない大好きなキャラクターを、自分の思い通りのポーズやデザインで作りたい!」そんな思いが3Dプリンターなら実現できますね。
またドールやフィギュア本体だけでなく、細かいパーツだけを作って出力して楽しむ方も多くいらっしゃいます。
アクリルやABSライクのようなツヤっとした質感も良いですが、ゴムライクを選択いただければ本物の人間に近いリアルな質感に近づけることができます。

絵にこだわるなら!デッサン人形

「本格的な絵を描きたいけど、市販されているデッサン人形では物足りない…」、そう考えている方にピッタリ!

実際に漫画家をされている里好さんが作ったデッサンドールは、DMM.makeのクリエイターズマーケットでも絶賛販売中!

愛するペットも!動物フィギュア

2匹の柴犬のカラーフィギュア
お気に入りの動物はもちろん、ペットをスキャンしてフィギュアにしても良いですね。
(動いてしまうとスキャンが難しいので、寝ている時がチャンスです…笑)

細かい発色が再現可能なので、大手メーカーの物よりリアルに再現できちゃいます!

オリジナルカプセルトイ作り

コインを入れて、ガチャガチャ!
手のひらサイズのカプセルから何が出てくるかドキドキしたあの頃を思い出して…。
全て3Dプリントでできたオリジナルカプセルトイを作ってみませんか?

最近では企業がイベントでオリジナルカプセルを実施する例もあるようですよ。

こちらの記事も参考にしてみてください

参考:Introducing the New J750 From Stratasys

ボードゲーム用グッズ

boardgameのサイコロや駒
みんなでワイワイ楽しめるボードゲーム。オリジナルボドゲグッズを作ればさらに盛り上がること間違いなし!
武将やクリーチャーなどのクールなものから、子ども用のかわいいものまで、可能性は無限大です。

このような3Dモデルサイトから、アイデアを膨らませるのも良いですね。

【CGTrader】
https://www.cgtrader.com/ja/3d-print-models/board-games

ゴルフグッズ

ゴルフグッズ
自作ゴルフグッズで差をつける!
個人の癖や身体に合わせてカスタマイズができるのは3Dプリントグッズの大きな魅力です。

また、ゴルフコンペの賞品として3Dプリンティングされる方もいらっしゃいます。

ルアーなど釣りグッズ

Thingiverseのルアーデータページ

釣り人の間で密かに人気なのが、「3Dプリントの自作ルアー」。
釣るだけでなく、道具作りから楽しむ方が増えています。
鮮やかな色彩も表現できるから、大物を狙えるかも…!?

【Thingiverse】
https://www.thingiverse.com/

文房具

ペンが立ち上がるタイプの筆箱

小学校の頃に流行った飛び出す筆箱も、「鉛筆をよく使う人のための道具」のようなこれまでありそうでなかった道具も。
1,900色あるカラーから推しの色を選べば、推し活にもピッタリです。

なつかしの「キン消し」

筋肉のイメージ画像
1980年代に流行した「キン消し」ことキン肉マン消しゴム。
今なら自分で考えた最強の人形を3Dプリンターで作れますね。
こちらも「ゴムライク」を使用するのがオススメです。

実在のキャラクターを造形する場合は、著作権などのルールを守った上でおこないましょう!

表札・ネームプレート・ドアプレート

電話中や睡眠中を示せるドアプレート
こちらはクリエイターズマーケットで販売されているドアプレートです。在宅ワークが増えた今の時代にあったユニークなプレートです。

セミオーダーメイドの表札の相場は1万円前後のようですが、3Dプリントサービスであればそれよりも安く作れる場合もありますよ。

【事例25選】初心者でも作れて売れる!3Dプリンター製インテリアグッズ

車や電車の模型

3Dプリンターでクルマの模型を作る!第5回(最終回):塗装仕上げをする


DMM.makeでもトップクラスでご注文の多い乗り物の模型

上記の記事では白色の素材で出力し、ご自身で塗装をしていますが、
フルカラーアクリルを選択すれば一発で思い通りの色が実現できますね。

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みなさんは作りたい物のイメージは湧きましたか?
こちらでご紹介した使い道は厳選した中のほんの一例です。
日々皆様のご依頼を受け、DMM.makeでも「こんな使い方があったのか!」と驚かされています。
フルカラー3Dプリンター「Stratasys J750™」の使い道は無限大!

ぜひみなさんが作ってみたい物を3Dプリンターで叶えてくださいね。

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