DMM.make3Dプリント事業部は、11月5日(火)から11月10日(日)までの6日間、東京ビッグサイトで開催された【JIMTOF2024】(以下、「JIMTOF」)に出展いたしました。
この記事では当日会場に来られなかった方々に向けて、展示会の様子をレポートいたします。
2024年11月「JIMTOF」にDMM.makeが出展!
DMM.make3Dプリンタ事業部は、2024年11月東京ビッグサイトにておこなわれた「JIMTOF」に出展いたしました。
「3Dプリントの受託造形サービスをオンライン完結で手軽に」を強みとする私たちですが、当日はスタッフが直接お客様とお話しをさせていただきました。
お陰様で予想を超える多くの方にご来場いただき、盛況のうちに6日間を終えることができました!
「JIMTOF」とは?
名称
JIMTOF2024
JAPAN INTERNATIONAL MACHINE TOOL FAIR
(第32回日本国際工作機械見本市)
開催趣旨
工作機械及びその関連機器等の内外商取引の促進ならびに国際間の技術交流をはかり、もって産業の発展と貿易の振興に寄与することを目的とする。
3Dプリントの受託造形サービスについて紹介
3Dプリント受託造形サービスとは、
お客様の3Dデータを元にご依頼に応じて、DMM.makeが保有・メンテナンスしている3Dプリンターにて出力するサービスです。
製品開発、プロトタイピング、治具製作、アート作品、建築模型などビジネスの分野から、
フィギュア造形やオリジナルグッズ製作など個人の趣味まで広く利用されています。
DMM.makeでは、これまで10年以上、20万人ユーザー様との取引実績があります。
従来の製造方法と比較して生産の時間やコストを大幅に抑えられるメリットに加え、導入コスト・ランニングコストが高い3Dプリンターを購入・保有する必要がなく、自社に3Dプリントのスキルをもった人材がいなくても問題ありません。
豊富な3Dプリンターで、気軽に3Dプリント製品を手にすることができます。
【安さ】国内最安値級、小ロット(1点~)の注文もOK
【スピード】即時見積り、短納期・即納もお任せください!
【高品質】産業用3Dプリンターと熟練技術者による高い造形精度!
【豊富な種類】金属やフルカラー3Dプリンターあり!素材は選べる50種類以上
参考記事:みんすり情報局
「受託造形はDMM.make!|金属・フルカラー3Dプリンターも|サービス選びの5つのポイントをご紹介」
DMM.makeの簡易見積もりサービスについて
アップロードしたファイルから、DMM.make 3Dプリントで造形可能な素材や価格・発送目安を表示するサービスです。
DMM会員登録不要で使用でき、3DモデルデータをWEBにアップロードするだけで誰でも簡単に、1分で見積りが可能です。
<3Dモデルデータをアップロードしてできること>
・3Dモデルデータの解析
・3Dモデルデータの情報表示
・素材の選択
・造形価格の表示
対応ファイル:STL、OBJ、3DS、PLY、VRML・WRML、IGES、STEP形式
データ容量:1ファイル100MBまで
高い生産性と造形クオリティの両立を実現「LUMIA X1」
DMMがアジアで初導入(※)いたしました、世界最新技術のAxtra3D社製3Dプリンター「Lumia X1」を紹介し、多くの来場者様に興味を持っていただきました。
ハイスピードで高精度・高解像度な3Dプリントを実現する、「HPS造形方式」での受託造形が可能になります。
※2024年5月14日時点。Axtra3D社調べ。
「Lumia X1」で使用している製造方式「HPS(Hybrid Photosynthesis)」は、業界トップクラスの造形速度ながら、優れた表面品質と精度を誇る点が大きな特徴です。
従来使用されていた「DLP方式」は面で紫外線を照射して造形するため、造形スピードに優れているが、造形範囲が広くなればなるほど完成物の解像度が粗くなるという課題がありました。また「SLA方式」は一筆書きのように、造形物の輪郭と断面を1層ごとに造形していくため、造形精度が高く滑らかな仕上がりを実現することができる一方で、出力に時間を要するデメリットがありました。
「HPS造形方式」では「DLP方式」と「SLA方式」のデメリットを解消し、高速で高品質な造形を実現している点で高く評価されています。
アメリカでは大手自動車メーカーや、大手医療機器メーカーで一部のパーツ製造の工程内で利用されています。一般的には、単純な構造の金型の製造でも1ヶ月以上かかるところ、最終製品の部品の製造に「Lumia X1」の射出成型を活用する大手医療機器メーカーの場合、射出成型のプロセスの全工程を8時間で行うことができ、1営業日内でCADモデルの受け取りから約100個の部品の製造までを実現しています。
参考記事:みんすり情報局
「3DプリントHPS造形方式を徹底解説-光造形の課題を克服-」
SUBARU様のコンセプトカー事例に注目集まる
株式会社SUBARUが手掛ける「BOOSTGEAR」のコンセプトカー【SUBARU LEGACY OUTBACK BOOSTGEAR PACKAGE】のパーツ
「フロントグリル*1」「オーバーフェンダー*2」の企画開発から製造にDMM.make 3Dプリントが採用されました。
*1:ヘッドライトの間に配置されている網や格子状のパーツ
*2:フェンダーと呼ばれる、タイヤ自体もしくはタイヤによる泥や水、石などから乗員や近隣の歩行者を保護するための部品の上から後付けするパーツ
本取り組みによって、SUBARUの自動車を利用しているお客様に、選べる楽しさ、カスタムできる喜びをお届けしたいと考えています。
また、今後自動車業界において3Dプリントの活用を推進し、低価格化や自由度の高いデザインの実現に貢献してまいります。
来場者の声
本記事では、JIMTOF出展を通して、3Dプリンター「LUMIA X1」「3Dプリント受託造形サービス」についてご紹介しました。
DMM.makeでは、小ロットから大量生産まで、お客様の需要に幅広く対応いたします。
プリントするたび、「欲しい!」が叶う。
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