DMM.makeは2023年6月21日(水)~23日(金)に東京ビッグサイトにて開催される「次世代 3Dプリンタ展(通称:AM Japan)」に出展します。
今回はこの展示会を主催しているRX Japan株式会社様へ、見どころや展示会の効率的な回り方などを伺いました。
展示会へいらっしゃる方や参加を迷っている方はぜひお読みください!
お答えいただいた方:子安 文太 様
RX Japan株式会社 ものづくり ワールド 事務局長
日本最大の展示会主催会社 RX Japanに展示会の魅力を聞く!
──本日はありがとうございます。
まずは御社の概要を教えていただけますか?
2023年は38分野、96本の展示会を主催・運営します。
また東京に限らず、名古屋、大阪、九州など日本全国各地で開催をしています。
──製造業を対象とした展示会に強みをおもちなのでしょうか?
また1990年には製造業の総合展「日本 ものづくり ワールド」を開始しています。
毎年宝石の似合う著名人を表彰する「日本 ジュエリー ベスト ドレッサー賞」はご存知の方も多いのではないでしょうか?
こちらも弊社が主催する「国際宝飾展」のイベントの一つなんです。
──TVでも見たことがあります…! 御社が関わっていたのですね。
そして私たちは展示会を運営するにあたって多くのWINを大切にしています。
それは、出展社、来場者、それから交通・飲食・宿泊などの地域経済への利益を生み出すことです。
展示会は出展する方や参加者だけではなく、それを開催する地域経済へのインパクトも大きいです。
それが日本を元気にすることだと信じているからです。
アフターコロナでリアルイベントに注目。実際に製品を手に取り、大型のマシンも直接見比べられることが展示会の魅力
──新型コロナウイルス流行後、展示会に変化はありましたか?
この2~3年は展示会業界は大変苦戦したのが正直なところです。
コロナ禍でオンライン接客、商談やWeb広告など皆様工夫を凝らしてきました。
その経験があったからこそ、リアルの展示会の良さを改めて実感されているのではないでしょうか?
これはなかなか画面越しではできませんよね?
事実、IT大国であるアメリカや中国でも展示会は以前よりも増して活況なんです。
──世界中から展示会の情報を集められていると思いますが、近年のトレンドはありますか?
実際に2階建てのブースなんかもありますね。1階で商品を見せ、2階は商談ルームになっています。
ですから、展示会で商談して契約に至る「商談型」の傾向が強くあります。
RX社では「商談」が生まれやすいような展示会作りをしているのが、特徴でもあります。
「全ての始まりが展示会から生まれている」と言っても過言ではありません。
鮮度の高い生の情報がどこよりも早く手に入るのが展示会の魅力ですね。
開催間近!「ものづくりワールド」「次世代 3Dプリンタ展」@東京
──では改めて、今回の展示会について教えてください。
今回は第35回目の開催を迎える「日本ものづくりワールド」は、製造業を対象とした10の専門展で構成される日本最大級の展示会です。以下の10のテーマで実施をします。
- 設計・製造ソリューション展
- 機械要素技術展
- ヘルスケア・医療機器 開発展
- 工場設備・備品展
- ものづくり AI/IoT 展
- 次世代 3Dプリンタ展
- 航空・宇宙機器 開発展
- 計測・検査・センサ展
- 製造業DX展
- ものづくり ODM/EMS展
来場者も1日あたり2万人、3日間合計で7万人を見込んでいます。
実物を触って、マシンの動きを見れる絶好の機会なので、ぜひ多くの方にいらしてほしいですね。
──この一つがDMM.makeも出展する「次世代3Dプリンタ展」ですね。
2019年の2月に初めて開催しました。「3Dプリンタが試作品だけではなく、最終製品などにもいよいよ本格的に使われ始める」という時代の流れがあったことから、開催を決意いたしました。出展社、来場者の皆様からも 「開催してほしい!」という声が多く寄せられたことも背景にはあります。
そういった方が多く来場されますので、3Dプリンタメーカーのブースも実機をもって、デモンストレーションをされますね。
色々なメーカーの実機を見て触りながら、比べられるのはなんといっても「次世代3Dプリンタ展」の魅力だと言えます!
──「購入するほどでもないけど3Dプリンタには興味がある」という方はぜひDMM.makeのブースにもいらして欲しいですね。
私たちもメーカーの枠を超えて、様々な3Dプリンタと素材を扱っているので、どこを見るか迷ったらまず話だけでも聞きに来ていただいても良いかもしれません。
参加者が知りたい! 展示会の回り方
──千を超える企業が集まる今回の展示会ですが、展示会参加を有意義にするにはどうしたら良いですか?
また、キーワードで検索もできるので狙いを定めて回ることをオススメしています!
「ものづくりワールド」は、東京ビッグサイトの東ホールを全館使用しての開催となり、とても広いです。マップを見ながらぜひ効率的に回ってみてくださいね。
宝探しのような感覚で楽しんでいただくのも良いかと思います!
今回の見どころは…? DMMもGoogleも初出展!
──今回の展示会の見どころはなんですか?
またDMMさんが出展されるのも、お世辞抜きで、製造業向け展示会の主催者としては驚きでした。
GoogleにDMM、大手IT企業が製造業にどんなインパクトを与えてくれるのだろうとワクワクしています。
──Googleと並べていただけるなんて恐縮です…(笑)弊社からはWeb即時見積りサービスの体験ブースを用意しております。期待を裏切らないよう頑張ります!
また「次世代3Dプリンタ展」のカンファレンスでは、スペシャル対談で、日本AM協会/データ・デザイン様が「トヨタ自動車のAM活用による治具生産事例」を語る他、パネルディスカッションでMarkforged/アズビル/Canon様が「日本企業で起こす、AMイノベーション:導入から活用まで」と題してトークされる予定です。
──それは楽しみですね。最後に展示会に参加される方へメッセージをお願いいたします。
全く知らない方同士がその場で出会って、意気投合して、新しいものが生まれていく……そんな場面を展示会では目にすることができました。これは主催者側としても大きな喜びです。
出展社・参加者双方の課題解決につながる機会が今回も多く生まれるよう努めて参ります。
皆様のご来場お待ちしております!
「DMM.makeは次世代3Dプリンタ展でどんなことをするの?」を先取り!
最後に、DMM.makeが次世代3Dプリンタ展でお披露目する内容を少しだけ先取りでご紹介します!
- 新素材&アジア初の新マシンがお披露目…?
- さらに便利に! Webサービスがアップデート
- 3Dプリント事業部 部長の顔が見られる…!?
受託造形サービスとして、様々な3Dプリンタメーカー様とお取引があるDMM.makeがフラットな目線で、課題感や用途に合わせた3Dプリントの使い道をご提案させていただきます。
また特定の業界に絞らず、幅広い企業様とお取引をしてきた弊社だからこそお話できる事例やノウハウもお伝えいたします。
また、普段は顔出しをしていない事業部長も参加しますよ!(笑)
「3Dプリンターにチャレンジしてみたい!」「3Dプリント活用の可能性を広げたい」という方はぜひ一度DMM.makeのブースにいらしてください。
東京ビッグサイト 東1ホール
小間番号 : 4-1
取材ご協力 RX Japan株式会社 様 https://www.rxjapan.jp/ |
※本記事は2023年5月取材当時の内容です