【お客様事例紹介】秋葉征人様

秋葉征人(アキバマサト)様

DMM.makeの3Dプリントサービスをお使いのお客様の事例紹介。今回はプラモデルのお店から独立されて3Dモデラーとしてご活躍される秋葉征人様です。

DMM.makeを知っているか、知っていればどんなイメージがあるか 知ったきっかけは何か

日頃から弊社のサービスをご利用いただきましてありがとうございます。
本日はよろしくお願い致します。

こちらこそいつもお世話になっています。
よろしくお願い致します。

秋葉様は2015年頃から弊社サービスをご利用いただいておりますが、数あるサービスの中から弊社を選んだ理由はなんだったのでしょうか?

私が3Dプリントで造形をするにあたって、自分が出力したいプリントやクオリティに合っている会社を選びたかったというのがひとつあります。
一番やりたかったのがアクリル素材でのプリントで、それがキレイに出る会社を選ぼうとすると、DMM.makeさんか外国の何社かという選択肢になったんです。
ただ、私自身は英語があまり得意ではないので、日本のサービスということでDMM.makeさんを利用させてもらっています。
あとは値段が安いことも魅力的なポイントですね。

ありがとうございます。値段の面はよく言われます(笑)
弊社は3Dプリントを自分たちでやっているのであまり詳しくないのですが、値段はやはり他社とは違いますか?

国内だとDMM.makeさんはかなり安いですよね。
同じ機械を使っているところと比べてみても、品質を考慮するとややっぱり価格はかなり安いかなと思います。

3Dプリンタ及びDMM.makeではどんな制作物を作っているのか、どんなシチュエーションで利用するのか

秋葉様の作品を拝見すると、繊細でカッコいい車が多いですが、すべてCADで作られているのでしょうか?

私はすべての作業をFusion360一本で作っています。

Fusion360の作業画面

そうなんですね!
3Dプリントを知ったきっかけはなんだったのでしょうか?

いまは独立して53〜54歳くらいの年齢ですが、プラモデルのお店で働いていた45歳くらいの頃に自分でも作れないかなと思ったのがきっかけです。
東急ハンズ渋谷店の一番上にあったプラモデル屋さんで20年ほど店長をやりながら、自分でインターネットで調べて、独学でCADを勉強しました。

独学で!すごいですね!

一見すると難しそうに思われますが、CADに限らず目的がしっかりしていれば、年齢がいくつになっても覚えられると思うんですよね。
元々は自分の手でパテを削って作ったりしていたので、ある程度は完成品のイメージがわかっていて、それをCADに置き換えてやってみたら、意外とできちゃった感じで(笑)
そこから独立してフリーになって、今は1日中時間を使えるようになったので、より夢中になって上達したというのもあります。

ありがとうございます。
弊社のサービスを使っている理由は、ミニカーの部品を出力する用途ですか?

そうですね。実は自分でも光造形の3Dプリンターを買っているので、ミニカーのボディなどは自分で作っています。
ただ、御社にお願いしているミニカー用の丸くて穴の空いたホイールを出力するのが、どんなに頑張っても光造形では難しくて。
ホイールのリングが1mm厚で、それに0.3mmの穴を貫通させるのがアクリルじゃないとできなくて、それを造形するためにDMM.makeさんを利用させてもらっています。

なるほど!ほとんどアクリル一択でご依頼をいただいていたのは、そういった理由がおありだったのですね。

DMM.makeと競合して検討中のサービス、クリエイターのプラットフォームとして注目しているサービスはある?

光造形ができる3Dプリンターを購入してからは、アクリルでしか出力できないような物を依頼する感じです。
それ以外の施設を利用したこともありますが、後加工とかレザー加工といった「モノづくり」といった側面が強いので、3Dプリントの中ではDMM.makeさんしか利用していません。

ありがとうございます。
秋葉様はアクリル素材をメインにご依頼いただいていますが、たまに別の素材を選ばれたりしますよね。

そうですね。どんな物が作れるかを知っておきたくて実験的な意味合いでたまに依頼しています。
あと、自宅のプリンターだと耐久性に難があったり、サポートをどうしても出したくないときに金属を試したりとかで
DMM.makeさんを活用させてもらっています。

ありがとうございます。
実は弊社のお客様はナイロンとかPA系の素材、あとはチタンが売れ筋なんですよ。

チタンは安いですもんね。むしろ、アルミのほうが異様に価格が高いのは気になります(笑)
アルミのほうが加工もしやすそうなのに。

原材料費が高いんです…(笑)
ちなみにアルミ素材はどの辺りに使われるのでしょうか?

細かいエンジンみたいな部品をアルミで作って、塗装はせずにピカピカに磨いて金属っぽい質感を表現したいんですよ。
チタンを磨くのは電動ヤスリを使ってもさすが流石に難しいので、アルミのほうが加工しやすそうだなと。

模型は精度が細ければ細かいほど良いですが、それに見合った値段とのバランスも考慮する必要があると思っています。
アルミの値段がもっと安ければ嬉しいですが、販売するときの価格も考慮すると、現状はアクリル素材をメインに依頼するのが私の中では良いのかなと感じています。

DMM.makeを利用していて、現状のサービスに対する不満はあるか?他の人に紹介したいと思うか

DMM.makeさんは品質が良いまま昔から変わらないし、値段も安いのでおおむね満足しています。
超高精細がなくなったとかワックスのサポートとか技術的な面でいろいろと要望はありますが、それでも特に問題はありません。

ありがとうございます。
ちなみに秋葉様の作品はネットで販売されているのでしょうか?

最初はオンラインで販売していましたが、いまは実店舗へ商品を卸す機会が増えています。
ネットで販売すると、発送の手間やお客様対応でなにかと時間がかかってしまうんですよね。
本音をいえば、その時間を造形物の制作に充てたい(笑)
なので、その辺りはお店に任せて、私は店舗に対して販売するという流れでやっています。

ホビーショーでの販売
実店舗での販売

そうだったんですね!
秋葉様のホームページを拝見したときに塗装までされていましたが、プラモデルの完成品として販売されているのでしょうか?

ホームページには完成サンプルとして掲載していますが、完成品そのものは販売していません。
パッケージや説明書を作って「こういう感じのプラモデルが作れますよ」という感じの商品として、お店で販売させてもらっています。
プラモデルをよりリアルなものにするためのカスタムパーツという位置づけなので、「モノを作る楽しさ」も込みでお客様にご提供しています。

完成前の商品
完成サンプル

なるほど、ありがとうございます。
弊社のサービスを他の方にご紹介いただく機会はありますか?

ワンフェスなどのイベントで販売させてもらうときに、お客様から作り方を聞かれたりするんですよ。
それを説明する中で、DMM.makeさんを利用させてもらっているという話は自然と出ますね。
みんながみんな3Dプリンターを持っている訳ではないですし、まずはCADなどのソフトの使い方を覚えて、DMM.makeさんに依頼するのがいいですよと伝えています。
中には先に3Dプリンターを購入してしまうツワモノもいますが(笑)

ありがとうございます。
こちらからの質問は以上となりますが、他にご不満点はございますか?

個人的にはもっと複雑でトリッキーなプリントをしたいと思っています。
「こんなことまでできるの?」というプリントがしたいので、データやサンプルなどを見せてもらえるとありがたいですね。
あとは磨きや後加工のサービス、ロストワックス加工をやってみたり、工場の見学ツアーをしてみたいなどの要望はあります。

わかりました。参考にさせていただきます。
本日はお時間いただきましてありがとうございました。
今後とも、よろしくお願い致します。

ありがとうございました。

秋葉征人(アキバマサト)様 公式ホームページ

https://plusalfaromeo.amebaownd.com/

利用ユーザー数国内最大規模 3Dプリント造形サービス DMM.make 3Dプリントサービス
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自分が制作した3Dプリント作品が売れる DMM.make クリエイターズマーケット
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